TARAKOさんの訃報が流れた3月初め。「大好きなまる子はTARAKOさんの声以外想像つかない。ご冥福をお祈りします。」という投稿をしようとしたけど、手が止まって下書きに保存されたまま残ってる。
単行本を全巻揃え、アニメを毎週楽しみに見て、主題歌のCDを買って、コジコジやさくらももこのエッセイを読み、まさにちびまる子ちゃんはわたしのバイブル。
(まる子＆友蔵の九谷焼。かわいくて使えない)
子どもの頃は"とほほ、あたしゃ◯◯だよ"というフレーズを日常のどこかで使えやしないかと考えたり、コミカルさだけじゃなくてほろっと涙したりチクッと心を痛めたり、ちびまる子ちゃんはまるで人生の教科書のよう。大人と言われる歳になってから見るまる子とその仲間たちは、日々の出来事に一生懸命で本当に愛らしい。私にとってまる子は友達であり、先輩であり、かわいい我が子のようでもあった。
そんなまる子はやっぱりTARAKOさんの声だからこそ。と、投稿したかったけど、できなかった。だってちびまる子ちゃんはまだ続くし、これから新しい声優さんになるから。新しく選ばれた方はきっとすごく大きなプレッシャーになるだろう。わたしひとりの投稿なんてインターネットの大海原では藻屑のような小ささだけど、何を目にするかわからないし目にされる可能性が万が一でもあるのなら、負担になることは残したくない。そんなことを思うほど、自分のちびまる子ちゃんへの想いが重いんだと気付いた3月の初めだった。…いや文字にすると余計に重いな！！！！！
(これを書いたのは3月終わりだったけど、4/2にも似たようなことを思う。匿名をいいことに、相手は表に出てる人だからといって好き勝手言っていいわけがない。自分が希望していない展開になって思い通りにいかないからといってそれを相手にぶつけるのは違うよな。アイドルとファンって、たまたま同じ時に生きていて、たまたま彼らの人生をのぞかせてもらってて、こちらが勝手に応援してるだけだと思うので…うーん、いろいろ思うことがあって書き出したら止まらなくなっちゃうな。とにかくSNSの発言には気をつけたいなと思った次第。timelesz、こっそりと応援してる…！)(付け足し:質問箱、自分で答える質問を選べるから、自ら厳しいコメント選んで答えてそれをファン以外の人も見える場で公表するキクチさん、もしかしなくても相当プロデュース力がある人、胆力がある人なんだなぁと思う。見せ方が上手くてこいつぁ強者だ…と今更考えるなど。)
さくらプロダクションの追悼ポストにもうるっとした。
— さくらプロダクション【公式】 (@SakuraPro_tw) 2024年3月9日
最近は、え！？そこともコラボする！？と仕事を選ばない(言い方)ちびまる子＆コジコジを見て、公式にちょっと怪訝な目を向けてたけど、この追悼ポストを見て懐かしいあの場面この場面がぶわぁっとよみがえった。これこれ、この絵こそTARAKOさんが演じた、ずる賢くてぐうたらおっちょこちょい、友だち・家族想いの可愛いまる子だよ〜っ
きっとアニメを見てちょっぴり寂しい気持ちにもなるんだろうけど、これから先も愛くるしいちびまる子ちゃんワールドは続いてほしいから、ずっと応援し続けよう。
思い出は 画面の中で 永遠に (心の俳句)
仕事に行ってないのでこの時期特有のソワソワドキドキを感じずに過ごした2024年3月。いつの間にか季節は変わっていて桜が咲き乱れている。さぁ4月になれば春ドラマが始まるぞ〜！おもしろそうなのばかりで楽しみ楽しみ！
